涙が止まらない
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200504/gt2005041410.html http://www.sanspo.com/geino/top/gt200504/gt2005041410.html
すべては「吉本一ブサイク決定戦」で決勝で、当時新人ながらも吉本最強ブサイク男のホンコンと真っ向勝負をしたあの「のんちゃん」の顔のせいなんである。これがもしSMAP×SMAPなんかの一企画だったら、こういうことになっただろうか。木村拓哉に無理矢理キスされて「こんな撮影は許せない」と抗議するような婦女子はいるだろうか。逆に嫉妬した女に後ろから刺されるんじゃないだろうか。たしかにあの「のんちゃん」の顔が半径10cm以下まで近づいてくるとこれはもう多分本能的に「怖い」というのはなんとなくわかるが、こんな女にのんちゃん以上の価値のある男が手を掛けてくれるとも思えないし、僕は会いたくも無い。この女は一番に（のんちゃんに似ているという噂のある）岩尾母に謝罪するべきである。そしてこの事件を見て同情しつつも「まあ、ブサイクやから…」と諦観の嘆きと笑みを浮かべた全国のブサイク男どもは、今こそ手を取って立ちあがるべきだ。メデイアもろとも、「のんちゃん」を中心に世の中における「差別」の存在とその定義について、もう一度真剣に考えて、社会における「ガラスの壁」の存在について議論してみるべきである。
実際に最近ニュースにもなった「容姿の良い人ほど収入が高い」という連邦銀のペーパーもある。*1「容姿の良さ」が向上するにつれて職業、そしてパートナーの選択肢が増えるというは社会学と言うより生物学的な議論に持って言っても良いんじゃないかと思う。「ブサイクが絶対に越えられないガラスの壁」というのは存在していて、「その壁を越えたつもり」になって振舞うブサイクはこうして糾弾され、ブサイクはブサイクな子孫を作り、美男美女は美男美女な子孫を作るというナッシュ均衡が世の中に存在しているような気分になることもある。
ここまで考えて思ったが、僕がこの事件を「悲劇」と思うのは、のんちゃんは自分を「ブサイク」とある程度理解していてこういうギャグをやった、それなのに「抗議」されて「番組が中止」になった、という点においてである。自分で自分の事をブサイクとわかっているブサイクは、社会にも受け入れられ易く、また社会に受け入れられやすいため、人格的にも豊かな人間になりやすいんじゃないか、と僕は思っている。わかりやすくいうと、自分で自分の禿げをギャグにできる人ほど、禿げについて真剣に悩まずハゲな自分を受け入れることのできる良い人なんじゃないかなあということだ。自分のブサイクさをハイレベルな笑いへと昇華させることのできるのんちゃんは絶対にそういうブサイクなんである。そして自分のブサイクさもわきまえずに「抗議する」という（まあ当然ですが）「暴挙」に出たこの恥知らずの女は自分をわかっていない本当の意味でのブサイクということになる。身も心もブサイク。性根ブサイク。「ブサイクなのにぶりっ子」と「ブサイクなのにギャルの集団に入って男を見下すコメント連発」に殺意を覚える男子は僕だけじゃないと思います。アンラッキーとしか言い様の無いのんちゃんとフットボールアワーに焼香。ちーん。
まあ「ちょっとやりすぎた」のは確かだと思うが。
以下、記事引用（記録のため）。
フットボールアワー岩尾の強引キスで番組打ち切り (夕刊フジ)写真1
フットボールアワー岩尾の強引キスで番組打ち切り（写真提供 産経新聞社）若手の人気漫才コンビ「フットボールアワー」が出演するテレビ大阪（大阪市）の深夜番組の中で、初対面の女性にキスを求めるコーナーを、同局が「収録中に無理やりキスされそうになった」という抗議を受け、放送期間中に打ち切っていたことが１３日分かった。
同局の説明によると、番組は昨年４月から今年３月まで水曜日深夜に放送された「フットボール汗」のコーナー。
昨年１２月に行われた名古屋市内のロケで、コンビが車に乗った女性（２０）に「キスさせて」と声を掛け、拒否された。しかし、コンビのうち、岩尾望さん（２９）が車に乗り込み、女性に覆いかぶさるように無理やりキスしようとしたという。
収録後「こんな撮影は許せない」と女性が同局に抗議し、ＮＨＫと民放連でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構」（ＢＰＯ）にも訴えた。同局は女性側に謝罪したうえで、１月中旬、コーナー打ち切りや再発防止を条件に和解した。
テレビ大阪の岡村正信法務考査室長は「演出に行き過ぎがあったと反省している。社を挙げ、再発防止に努めたい」としている。
[ 2005年4月13日()13時0分 ]
