はてなダイアリー始めてみました

もともと2002年ごろからエンピツで日記を書き始め、別にBlogスタイルにする必要も全く無いのにBloggerに「かっチョイイ」という理由だけで日本語に対応してもいないのに乗り換え、結局はNews Handlerにすぐ移りそれ以降は「個人でやってるらしいんで、その辺も含めて応援したい」News Handlerを主に使用してきましたがメンテナンスで明日まで使えないそうなのでなんとなく始めて見ました。はてなダイアリー。語呂的にも僕は好きですよ。「はてな」っていうひらがなにすると何となくやさしい感じが好きです。
日記を書き始めたのが大学の2年生の終わりで、学部生を終えて院に進み、院も終わりに近づいてきてインターン先も決まり、僕のネットライフもリアルライフも振り返れば凄い速さで変化しているわけですよ。日記を書き始めた3年前に結婚した同級生は今では2児のパパですから。ほんでもって今日オカンからかかってきた電話で知ったもう一人中学校の時の結婚。そうやってみんな結婚していくんだなあと、なんか大学に入ったとか卒業したとか就職したとか以上に年月の経っていくのがリアルに感じられるこの頃です。さあこの先どうなるのやらと言った感じですが、まあ「1ヶ月以上放置しないように」がんばって日記を続けていこうとは思っています。こうやってこうやって不特定多数の人に日々の出来事やつまらない日常を晒すことは自己確認の手段でありまして、ここからまた新しい友人が増えたりとか、多くの人に読んで欲しいとか、読んでくれる人にワラって欲しいとか、そういうのは一切ありません。また僕の毎日はエブリデイなわけですが、特に際立ったエブリデイっぷりなわけでもなく、ただしなやかに時間が流れフローしているだけであって、読む人の人生に訴えかけるものなど(多分)何一つ無いわけです。経済学をやってるので関連するニュースとかトリビアとかとりあげても良いんですが、そんなめんどくさいことは特にやるつもりもありません。株に興味はありませんし、景気とかについてもネットに出ている情報以外は知りません。僕に考えられる範囲でコレを読むことのできるあらゆる人にとって有益な情報はたぶん一切ありません。

じゃあなんで僕はコレをわざわざ他人に晒しているのか。別に日記を書くだけなら紙の媒体に書いたっていいし、PCのテキストエディタでハードディスクに保存しておいてもいい。なんでネットっていう媒体に晒すのか。「有益なことが何も無い」と書いている本人が思うのだったらサーバスペースの無駄使いじゃないのか。わざわざネットに晒すメリットってあるのか。なーんてこともおもうわけですが。

僕は(非常に限定された意味ですが)僕という個人の書いた文章を僕が「不特定多数存在すると仮定できる読み手の1人として」客観的に読んでみることができると言うその一点のみにおいて、「ネットに晒す」ことには意義があると思っています。英語でかっこよく言うとセルフ・エスティームというやつです。なんかね、不安なんですよ。自分ってこれでいいのかなって。こんなことでなんでくよくよしなきゃいけないんだろうって。そういうの、ネットに書いてみると、読み手の反応がゼロでページビューがたとえ2回/1日だったとしても、なんとなく共有した気分になるんです。エーテルみたい希薄な連帯感って言うか、なんかそういうのが気持ち良いんです。「ネットにおける連帯感」と「ネットコミュニティー」って言うのはネットにおける一番古い議論のネタの1つで、僕の言ってる事も昔から多くの人に言われてきてることの1つなんですけどね。なんだかんだ書いてみて、達した結論がこれだけなのかというか、まあもう少し考察してみよう。また明日。