帰ってきました

おお。こうやって英語で書いた日記がずらっとならんでるとスゲー違和感。なんだか頭の良い人みたいだ。チャタム・ケントと、ランブトン、ミドルセックスを回ってきましたが、とにかく地面が平らで、地平線の彼方まで続く畑。たいがいは飼料用のとうもろこし、大豆、麦を育ててるんですが、チャタム・ケントはオンタリオで一番南にあるエリアの一つなんで、この地方ではトマト・ピーマン(ベル・ペッパーとかスイートペッパーとかこっちでは言います)とかキュウリを露地やハウス栽培したり、ベリー系のフルーツ、プラム・モモ・ラズベリーなんかの栽培も盛んみたいです。あとビートとかも。見渡す限りのモモ畑とか、ブルーベリー畑とか、生まれて初めて見ました。やっぱカナダってでけーっていうか、オンタリオって地方それぞれ色んな特色があっておもしれーとか、素直に驚いてばっかりで、まあホントにこのインターンにつけて良かったです。あ、あとオンタリオ産の大豆ってかなり日本に輸出されてるらしいですよ。味噌とか醤油とか豆腐とかきな粉とか、色々使われてるらしいです。地方の「ソイビーンズ・マーケティング・ボード」で働いてる人に話しを聞きましたが、「やっぱ日本人は価格だけじゃなくてクオリティーにすげーうるさいね」と言ってました。当人は今年の四月に日本に行って、長野の味噌工場に大豆を輸出する取引をしてきたそうです。オンタリオの農業はこんなとこで日本の食文化の根幹と直結してるんだなあ。


というわけでウッドストックに帰ってきました。途中でロンドンに寄って帰り、「自分では作れるけどめったに食わない」コリアン風海鮮丼を食ってきました。「ワダバ」とかいうやつ。サラダと刺身(マグロやらサーモンやら鯛やら)が大きめの丼に入ってて、そこに「仏様のご飯」のようにこんもりと盛られた飯を投入し、甘辛すっぱいコチュジャンをぶっかけまわしてむさぼり食う。美味かったなあ。「バ」はハングル語で「飯」の意味なので、この場合「ワダ」が「刺身」とか「海鮮」とかいう意味になるのかな。ちなみにビビンバの「ビビン」は「混ぜる」という意味だそうです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%90 あ、あと「炒める」っていう意味の「ポクム」っていうのを組み合わせて「ポクムパ」というのもあります。チャーハンっていうか、「焼き飯」っていう感覚か。昔バイトしてたとこで食わせてもらった「キムチポクムパ」は辛かったなあ、とかそんなことを思い出してました。今日本では嫌韓流が流行っているそうですが、ボクは食文化に関しては韓流大歓迎っす。豆もやしともやしナムルが大好きなんで、近くのスーパーで早く買えるようになって欲しいです。